‘食生活’ Archive

口の動きと歯の関係

ものをかむとき、歯は垂直に動いているわけではありません。 牛が草を食べている姿を想像して下さい。 斜め下から円を描くような下顎の動きが思い浮かぶでしょう。 人間も同じような動きで食事をしています。 歯はものをかむのに都合がよいように、尖った部分とくぼんだ部分があって、まずとがったところ同士があたって滑るような感じでくぼみに移動していきます。 その滑りを阻害するような部分があれば、「もっと気持ちよく食事をしたい」という無意識の欲望が眠っている間に現れて、“滑りを阻害している部分をすりへらそう”とするのが歯ぎしりです。

プラークの観察

歯垢(プラーク)自体は黄白色をしていますので歯を見ただけでは歯垢(プラーク)が付着しているかは分かりにくいのですが、歯を触ってみてネバネバとした粘り気のある黄白色の物質があればそれは歯垢(プラーク)の可能性が高いです。 ただ実際に歯垢(プラーク)が付着しているかどうかを判断するには『プラーク染色剤』というものを使用し、どの歯にどれほど歯垢(プラーク)が付着しているか?を診察します。

磨き残しが虫歯の原因

日本では、歯を磨く習慣はほぼ定着しているのに、虫歯や歯周病にかかる人は一向に減らない現状です。 その原因は磨き残しにあります。 せっかく磨くのだから、正しい磨き方で歯垢を確実に落とすようにしよう。その際、「歯は清掃、歯肉はマッサージ」という感覚で行いたい。 磨き残しの多い場所として、歯間、歯と歯肉の境目、奥歯の溝があります。 意識して磨くようにしましょう。

口の中は細菌天国

口腔内(お口の中)は細菌にとって、とても過ごし易い所です。 ですから、目に見えないのを良いことに、数え切れないくらい沢山の種類と数の細菌が勝手に住み付いています。 これらの細菌の中には、善玉菌と悪玉菌がいますが、悪玉菌が多数を占めると虫歯や歯周病(歯槽膿漏)など我々にとって迷惑なことが次々に生じてきます。 虫歯菌の代表は、ご存知の方も多いと思いますが、ストレプト コッカス ミュータンスと呼ばれる細菌です。

神様がくれた歯ブラシでは足りない

口の中は唾液・舌・粘膜などの作用で、ある程度までは自然にきれいになることが分かっています。 しかし歯と歯の間や根元の近くなどのように入り組んでいる部分は本来の自浄作用が及びにくく汚れが残りやすくなります。 歯はデコボコしていたり、深い溝があったり、曲がっていたりと実に複雑な形態をしているのです。 食べカスや歯垢(プラーク)が隙間に入り込んでしまうと歯ブラシなどを使用して取り除かないといつまでも汚れたままになってしまいますね。

食後のお茶

食事の後にお茶を飲む習慣をつけましょう。 お茶にはカテキンという殺菌作用のある成分が含まれています。 これが虫歯菌を減らしてくれるのですね。 就寝前には歯磨きを。 これで虫歯予防に役立ちますね。

いちごの中のリンゴ酸

白い歯にするための民間療法があります。 いちごをすりつぶしたもので歯を磨くのです。 ちょっと勿体無いですが一度やってみてください。 いちごにどのような効果があるかというとリンゴ酸が歯を白くする為に効果的だと言われているからです。 いちごにはこのリンゴ酸が多量に含まれているのでこのような効果があるのですね。

常に何かを飲んでいる習慣

仕事をしているときの飲み物は控えたほうが良いかもしれません。 砂糖が入っているコーヒーはモチロンのことですが、砂糖が入っていなくても虫歯になりやすいのです。 唾液にはミネラル成分が含まれていて、これを利用して歯の再石灰化が起こります。 しかし、飲み物を飲むことによりそのミネラルを洗い流しているのです。 メリハリをつけて、仕事中は何も口にしないほうが良いと思います。

砂糖の量を少なくする

砂糖のとりすぎは虫歯にもなりますし太るのでいやですよね? しかしコーヒーに砂糖を入れないと飲めないという人はコーヒーをカップに入れる前に砂糖を入れましょう。 目で見てどれだけの砂糖を入れているのか自分で分かるようにするのです。 大体の場合自分の好みの味より少し甘くしているはずです。 コーヒーに落としていてはこの量が分かりません。

飲み物も同じ

虫歯になりにくくするには、食事の後の歯磨きも欠かせませんが、 食間に取る甘い飲み物も同じように考えたほうが良さそうです。 飲み物ですので歯磨きとまではいかなくても、 うがいをして口をすすぐだけでも良いでしょう。 小さなお子様にダラダラと一日に何度も甘い飲み物を与えるのもよくありません。